出産・育児など、「ひとり親世帯」や「働く女性」への支援制度(第5回)
第5回 企業主導型ベビーシッター利用者支援事業の特例措置
いまだに続く新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、解雇や雇止めによる失業、休業や収入減少などで生活が困難な状態になった「ひとり親世帯」や「働く女性」を支援する諸制度に特化して、以下の9つの制度をシリーズでご紹介して参ります。
5回目は償還免除付のひとり親家庭住宅支援資金貸付制度「ベビーシッターを利用した場合の利用料金を補助する事業の特例措置」をご紹介します。
<ご紹介する制度>
05.企業主導型ベビーシッター利用者支援事業の特例措置
すでにご利用の方もいるかと思いますが、内閣府の委託事業である「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」。長引くコロナ禍を配慮した特例措置でより便利になっています。
新型コロナウイルス感染症によって、小学校や幼稚園等が臨時休校、休園になった場合等に、大いに利用してほしい制度です。
<企業で働いている方はこちら>
企業主導型ベビーシッター利用者支援事業の特例措置について(企業に勤めている方向け)
http://www.acsa.jp/images/babysitter/2021/special_measures_company2.pdf
<フリーランスの方はこちら>
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
https://blog.freelance-jp.org/20210414-12158/
企業主導型ベビーシッター利用者支援事業の特例措置について(個人で就業されている方向け)
http://www.acsa.jp/images/babysitter/2021/special_measures_parsonal2.pdf
<参考情報>
内閣府ホームページ
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/outline/sitter_atsukai.html
公益社団法人全国保育サービス協会
http://www.acsa.jp/htm/babysitter/index.htm
<特例措置の内容>
小学校や保育所等が臨時休校・休園となった場合に使える割引券(2,200円/枚)が支給されます。
- 1日の上限枚数 : 5枚 / 人
- 1か月の上限枚数: 120枚 / 家庭
- 年間の上限枚数 : 上限なし
<申請について>
- 民間企業で働く方は勤務先の人事・総務部など福利厚生担当へご相談下さい。
- 個人で仕事をされている方は、上記一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会、および内閣府のHPをご覧の上、ご相談・お申込み下さい。
(本コラムの情報は、2022年1月1日現在のものです)